3月〜4月

担当ソフトは納期後も半年くらいはいろいろなメンテナンスが発生する。
3月からは転職活動をしながら、この仕事をこなしていく予定だった。
それに専念しても十分な仕事量なところに、炎上している外部委託のシステムも面倒をみなければならなくなって、転職活動どころではなくなってしまった。
変に首をつっこんだせいで、当事者のようになってしまったのだ。
このあたり、自分が甘いとしかいいようがない。
委託先に全て任せればいいのに(プロジェクトの成否は気にしないで)、自ら渦中に突っ込んでいってしまった。
3月の終わり頃には、どうしようもないものができあがっていた。
これは公開するべきではない、と社長に直訴したが、意見は通らなかった。
4月初旬にサービスインを迎える前日になってもボロボロの中身を修正した。
生まれて初めて完全徹夜したままその日の夜まで働いた。
結果は散々なもので、不具合を伝える電話が鳴り止まない中、GW迎えるまで毎日生きた心地がしなかった。